液体シリコンの修正
陰茎に液体シリコンを注入した場合、除去はできますか
液体シリコンは本来、増大目的の注入に適した物質ではなく、体内で分解されません。トラブルが起きた場合の主な修正方法は、専門チームによるシリコンを含む組織の切除手術です。
液体シリコンとヒアルロン酸フィラーの違い
ヒアルロン酸フィラーは体内で徐々に分解されるジェルで、溶解酵素で速やかに溶かすこともできます。一方、液体シリコンは体内に残り続け、組織に入り込んで広がり、恥骨部や陰嚢へ移動することもあります。周囲に炎症性のしこり(シリコノーマ、siliconoma)ができる場合があります。
よくある症状
- 複数のしこりや形のゆがみ
- 赤み・腫れを伴う炎症を繰り返す
- 皮膚の変色や硬化
- 注入物が根元や陰嚢へ移動する
- 勃起時の痛みやつっぱり感
修正治療の流れ
超音波検査シリコンは超音波画像で特徴的に見えるため、手術前の範囲把握に役立ちます
まず炎症を治療炎症や感染がある場合は、手術前に落ち着かせます
除去手術と皮膚の再建専門チームがシリコンを含む組織を切除し、皮膚を再建します。複数回の手術が必要になる場合があります
経過観察傷が治るまで通院し、必要に応じて追加の修正を検討します
シリコンの上から何かを注入するのは避けてください
シリコンがある部位にフィラーなどを重ねて注入すると、炎症が悪化し、修正がより難しくなるおそれがあります。必ず事前に検査と計画を行ってください。
よくあるご質問
レーザーや吸引でシリコンを除去できますか?
液体シリコンは組織に入り込んでいるため、吸引やレーザーでは取り切れず、炎症のリスクもあります。主な方法は手術です。
注入したのがシリコンかフィラーか分からない場合は?
まず超音波検査を行います。ヒアルロン酸フィラー、シリコン、オイルをある程度見分けることができます。